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先輩を目指して日々勉強!

みなさんはじめまして。50期経済学部経済学科を卒業した、鈴木安梨沙です。金融機関に就職し、お客さまに寄り添いながら地域の発展に繋がる仕事をしています。今の自分が活動できるのは、同じ明星大学を卒業した先輩のおかげです。今回は、前向きになる活動の源についてお話しをさせてください。

学生時代の活動

学生時代は本当に沢山のボランティア活動に力を入れていました。MCAT(Meisei Community Action Teamの略)に所属し、防災ボランティア、東日本大震災の災害ボランティア、地域のお祭りのボランティアなど内容は様々です。特に、防犯ボランティアでは、警視総監賞を受賞したり、振り込め詐欺の寸劇をして日野警察署長から感謝状を頂いたりしたことも。

他にも、学内でのボランティア企画募集に、地域交流センターでハロウィンのテラリウムを作るという企画で応募し、採用され、参加された高齢の方々も出来上がったテラリウムを見て嬉しそうにしている姿に、私自身も喜びを感じるだけではなく、コミュニケーションとボランティアの重要性を学ぶ事ができました。

ボランティア以外の活動でも、奨学金に繋がる学内の仕事や、広報活動、キャリアセンターへ来訪される企業のお客さまの対応など、在学中から積極的に社会人として必要なビジネスマナーを学びました。もちろんその経験が就職後に大きく役立っていることは言うまでもありません。

社会人としてのスタート

2017年4月、社会人としての生活が始まりました。金融機関に就職をした最初の配属先は、多摩地区の支店です。早速地元の商店街に足を運んだ時のこと。お話をする方が必ずといっていいほど出身大学を訪ねてきます。何故だろうと思い、伺ってみると出身大学の大先輩のお名前が出てきたのです。その先輩は、訪問先の商店街の方々と一緒に、商店街活性化のために尽力されたということで、驚きと共に身が引き締まる思いでした。

配属先で学んだこと

就職して1年後の事です。職場でも3本の指に入る大きな支店に配属。この支店にも多くの先輩がいらっしゃる一方で、母校出身のお客さまも多い地域です。

ある日のことです。ご来店されたお客さまとお話をしていると、たまたま出身大学の話題に。なんと、自分の親よりも年上の大先輩だということがわかりました。きちんと対応しなければと緊張しっぱなしでしたが、お客さまの優しさに助けられ、何とかその場を乗り切ることができました。母校が同じという共通点は何ものにも変えられないという貴重な体験でした。

お客さまのために役立ち、そして「ありがとう」と言ってもらえると嬉しさがこみ上げるだけでなく、もっと頑張ろうと前向きな気持ちになります。現在は、縁の下の力持ちとなる部署で先輩のマネジメントのもと働いていますが、先輩の牽引力とチームワークがあってのことだと改めて実感しています。

正直なところ、自分の学歴に引け目を感じていた部分がありましたが、勤務先には明星大学出身の方が大変多く、人との縁や繋がりを深めるきっかけも増え、明星大学で学んでよかったと思う瞬間がいつもあります。今となっては人生の宝物です。

資格試験への挑戦

私は、日頃から自己啓発に力を入れ、より自分自身を高められるように努力しています。今年は、現職で役立つ資格の取得に力をいれ、無事に合格につなげることができました。

学生時代にも、簿記検定やFP試験など自分にとってハードルの高い挑戦もしましたが、合格を得るのも簡単ではありませんでした。特に、簿記検定の難しさには心が折れそうになりました。それでも諦めきれず社会人になって初めてのボーナスを費やし、簿記2級講座の授業料に奮発!したのはよいものの、仕事と勉強の両立がうまくいかず、ここでも残念な結果に・・・。必ずリベンジしたいと思っています。

私が目指すこと

今後の私の目標は、様々な業務経験を通じ、少しでも多くの知識を持ったお客さま担当者となって、お客さまと向き合いながら、新たな資産運用や保険のコンサルティング業務に挑戦することです。

勉強してもっと成長したいと思っています。明星大学の先輩が常にチャレンジできる環境を創出してくれている。そう思うと、自分も継承できる存在にならなければと自分を奮い立たせています。

 

50期
経済学部 経済学科卒業
鈴木 安梨沙

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