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震災被害の経験を同じくする青梅校同窓生から日本航空高等学校石川野球部を激励<応援メッセージと米大リーグ大谷翔平選手のサイン色紙>

本年1月1日の能登半島地震で被災した学校法人日本航空学園 日本航空高等学校石川(石川県輪島市)の野球部は、春の選抜高校野球大会に出場が決まり、同野球部激励のため、29期・言語文化学科(青梅校)卒で、元学校法人花巻学院花巻東高等学校の夏井友也教諭より、以下の心温まるメッセージが届きました。また併せて、現在アメリカの大リーグで活躍中の大谷翔平選手が、花巻東高校在学中に記した色紙も届き同校の選手を激励しました。(色紙は激励後夏井教諭に返却)

<激励メッセージ>

日本航空学園石川の硬式野球部の皆さん、この度の能登半島地震に際しまして、心よりお見舞い申し上げます。
震災被害の経験を同じくする者の一人として、お辛い日々を送られている中にもかかわらず、復興に向けての旗頭となるべく懸命にそしてひたむきに避難先での学業・部活動に励まれているお姿を拝見し、わずかばかりではございますが、応援のことばを申し述べさせていただきます。
明星大学青梅キャンパス第1期生として4年間過ごした西多摩の地で皆さんが学ばれること、御校理事長先生が明星大学の先輩であることも何かご縁を感じています。
スポーツ面において野球に限らず強豪校として全国に知られている皆さんは、学業と部活動の両立に日々努力を傾注されていることと思います。現在、世界の第1線で活躍が報じられている菊池雄星投手も大谷翔平選手も在学時は皆さんと何ら変わりない、普通の高校生でした。練習の疲労や睡魔と戦いつつ、寮生活の中で自らの心身を鍛えていたことを皆さんの姿と重ね合わせて思い出しております。
人生に1度限りの高校3年間、生涯忘れることのない貴重な経験とかけがえのない友人たちとの出会いはこの先の人生に大きな財産として残るものです。被災経験もそのひとつととらえて力強く前へ進んでください。
先日の都道府県女子駅伝では、第1区の選手が首位でたすきを渡すシーンをテレビで拝見し、全国の視聴者と同じく胸が熱くなるのを覚えました。皆さんがセンバツでいきいきとプレーすることこそが、地元の方への恩返しでもあり復興への足掛かりともなるでしょう。全力でのプレーを楽しみにしております。
結びに、今朝大急ぎで撮りました我が子とメジャーリーガーたちのサイン色紙の写真を添付しました。励みと和みになれたら幸いです。
皆さんのご活躍を祈念し、メッセージとさせていただきます。

夏井友也

 

*花巻東高校は、やはりアメリカ大リーグで活躍中の菊池雄星選手やアメリカのスタンフォード大学に進学した佐々木麟太郎選手の母校でもあります。夏井教諭は以前同校で国語教諭・硬式野球部副部長を務めており、大谷選手が高3時代には担任をしておられました。

*学校法人明星学苑は、本年3月3日(日)に明星学苑青梅校を、本年1月1日の能登半島地震で被災した学校法人日本航空学園に対し無償供与すると発表しました。

夏井さんのお嬢様たちの手には花巻東高校卒業記念色紙
左下の色紙には大谷翔平選手のサインがあります

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