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明星大学×紀の國屋によるコラボ商品「まん福」を発売

2つの自治体をつなぐお土産品を学生が考案

明星(めいせい)大学経営学部(東京都日野市)では、2年生選択科目「ビジネス実務応用『新商品開発』」(担当:田原洋樹(たはらひろき)特任教授)の中で、日野市の菓子メーカーである株式会社紀の國屋(以下:紀の國屋)とコラボ開発した新商品「まん福」を、日野市と岩手県紫波町の姉妹都市盟約締結5周年を記念し、2022年1月28日(金)から紀の國屋にて発売します。

概要

明星大学経営学部では、2018年より紀の國屋と共同して新商品の開発に挑戦しています。過去にはラグビーワールドカップを見据えて、地元ラグビーチームを応援するためにラグビー型の和菓子や、日野産農産物を使用したお菓子を考案し、紀の國屋が商品化。日野市のふるさと納税の返礼品として活用されるなど、地元日野市を活性化するための商品開発に取り組んでいます。

今回、日野市より、日野市と岩手県紫波町が姉妹都市であることを広く周知する「お土産品」の考案について要請を受け、明星大学・紀の國屋・日野市の産官学連携の商品開発事業が行われました。

経営学部の学生がそれぞれの首長へ商品案のプレゼンに挑戦

2020年11月に日野市と紫波町をオンラインで結んで開催された「姉妹都市お土産品審査会」にて、経営学部の学生55人が7グループに分かれ、それぞれ商品案を提案し、日野市長、紫波町長、両議会議長などによる審査の結果、商品の原案が決定しました。その後商品化に向けてこだわった点が「地場産の食材」を使用すること。1年間の準備を経て、このたび「まん福」が誕生しました。
「たきび」の作詞者である巽聖歌を縁として生まれた姉妹都市の交流を、一層深めるお土産になることが期待されます。

学生による商品提案の様子

お土産品「まん福」の特徴

(1)地場産食材をふんだんに使用
生地は紫波町のもち米「ヒメノモチ」に国産の紫芋パウダーを練り込み、餡には日野産のさつま芋に日野市内の豆腐店「とうふ処 三河屋」の豆乳を加えて作ったスイートポテトの餡です。

(2)学生の思いをカタチにした素材へのこだわり
「アレルギーを持っている人でも安心して食べてほしい」という学生の思いを参考に、スイートポテト餡には動物性の乳製品、卵を一切使用しておりません。

(3)学生の提案による商品名の採用
商品名も学生の提案によるもの。乳製品を使用せず、豆乳をふんだんに使って糖質を抑え、上品な甘さで罪悪感なく「満腹になる大福」から「まん福」と名付けました。満腹の「腹」と幸福「福」でかけています。

(4)童謡「たきび」から連想される焼き芋がモチーフ
日野市と紫波町は、童謡「たきび」の作詞者・巽聖歌が縁となり、2017年に姉妹都市となりました。


商品化が実現した「まん福」

商品の販売情報

【発売日】 2022年1月28日(金)
【価 格】 5個入り1,000円(税込)
【販売先・製造元】 株式会社紀の國屋(本店:東京都日野市多摩平1-5-2)
【株式会社紀の國屋公式ウェブサイト】 https://kinokuniya-sweet

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